手をつなごう 互いの違い認め合い

  前橋市地域活動支援センターあざみは、精神障害者の保護者会「あざみ会」の創った福祉作業所「あざみ作業所」が始まりです。あざみ作業所は、障害者自立支援法の施行にともない、地域活動支援センターに組織替えしました。

 そして今も、あざみは障害者に寄り添う施設として活動を続けています。平成24年度から「あざみNEWSを発刊し、事業内容も藍染商品の生産販売を始めるなど、さらなる展開を試みております。この年の6月には利用者同士で話し合って、あざみのスローガンを「ステップアップ」と決めました。

 人類の歴史は誤りの繰り返しです。富の蓄積から競争社会、戦争が始まり、秩序という価値観から排斥と差別が生まれました。これらを克服するには、互いの違いを理解し助け合うこと、分け隔てない人々の共生、結びつき、ふれあいが求められます。

 私たちは指導、支援などという大それた言葉は使いたくありません。大上段に構えたときこそ間違いを起こしやすいからです。利用者と共に生き共に考え行動する、こうした姿勢で臨むしかないと確信するものです。生きとし生けるすべての人々の個人の尊厳と自立を守るため、何を為すことができるか、謙虚に考え続けていこうと思います。


 




 


          ▲鬼に扮する利用者=節分行事

  ▼富岡製糸場の見学 

    
  
▼夏休み前の草むしり
 

 


  ▼ソフトバレー3位入賞
 
   

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